下水道の正しい使い方
下水道を正しく使って、私たちの生活や自然にやさしい快適な環境をつくりましょう。
毎日の生活で心がける小さなポイントをご紹介します。
調理くずは目の細かい「コーナー」やネット袋などで受けるなどして、そのまま排水口に流さないようにしましょう。
調理くずは土壌に還元すると肥料になります。最近はコンポストといって野菜くずを肥料にし、ゴミを減らす役割をしてくれる機械もあります。
お米を研いだ後のとぎ汁はそのまま捨てずに庭の植木等にかけると肥料になります。
工夫次第でエコロジーな生活に。
フライパンで調理した後、天ぷらを揚げた後の油は
そのまま捨てずに別容器に
移したり、新聞紙等で拭き取ってから洗うことを心がけましょう。
拭き取る紙は専用のボックスに入れて取り出しやすくして置くと便利。拭き取った後の紙は燃えるゴミとして出しましょう。
別容器に移した廃油で石鹸が作れることをご存知ですか?自宅でオリジナルの石鹸を作って利用してみましょう。
富栄養化を防ぐために洗剤を使用する時は、排水しても環境にやさしい石鹸や無りん合成洗剤を選びましょう。
洗濯用洗剤には、リンを含んでいる洗剤とリンを含まない無リン洗剤があります。
トイレットペーパー以外の紙(紙オムツや水に溶けないティッシュペーパーなど)は、下水管のつまりの原因になります。髪の毛も詰まる原因の1つです。洗面所やお風呂場の排水口から取り除く習慣をつけましょう。
揮発性液体や殺虫剤などを流すと危険!
油類(ガソリン、石油等)の揮発性液体を下水に流すと水を浄化する微生物が死んでしまったり、気化し爆発する危険性があります。
下水道の豆知識
魚が住めるくらいのきれいな水にするには、これだけの水が必要になります。
醤油大さじ1杯 | 300リットルのお風呂1杯分 |
マヨネーズ 大さじ1杯 |
300リットルお風呂8杯分 |
生ビール1缶 (350ミリリットル) |
300リットルお風呂26杯分 |
使用済天ぷら油 (約500ミリリットル) |
300リットルお風呂330杯分 |